ある日突然、振り込まれるはずの養育費が打ち切られたら……?
誰でもパニックになってしまうわよね。
たとえば、養育費の振り込み日。残高を確認したら、「あれ…? 振り込まれてない」。ほとんどの女性は「もしかしたら、たまたま振り込みが遅れただけかもしれない……」と考えるはず。でも、その後も待てど暮らせどいっこうに元夫からの振り込みの気配はない。
仕方なく、勇気を出して元夫に連絡を取ろうとしたら、なんと電話が通じないという非常事態! そこでようやく、「逃げられた!」と気がついて、途方に暮れる母親もとても多いの。
シングルマザーが経験する養育費の未払いは、ほとんどがこういう感じ。
そもそも、離婚した男性の養育費の未払い率は実に80%以上! 最初の1、2回は真面目に払っても、だんだんと払わなくなるケースが多いの。
極端な言い方をすれば、子どもを抱えて離婚をした女性のほとんどは、養育費を踏み倒されているということよ。
男性側が養育費を未払いにする理由の多くは
1)養育費の制度への不満
2)経済的な事情によるもの
3)環境の変化によるもの
の3つです。もちろん責任感があれば、これらの事情に関わらず、養育費を毎月きちんと送金することはできるはず。しかし、それを行わない元夫の方が、現実的には圧倒的多数。そこで、ここではなぜ男性が養育費の未払いを起こすのかについて説明していきます。
養育費は、子どもが健やかに育つための権利であり、その支払いは親として最低限の義務なのです。ですから、たとえば「生活保護受給者である」といったような明確な経済的困窮がない限り、元夫には、子どもに対して養育費を支払う義務があります。
しかし法的には支払いの義務が生じていても、離婚時にはほとんどのケースで母親が親権者となり、子どもと同居します。元夫からすると、別れた妻が子どもを独占したうえに、自分はひたすら養育費の支払いを続けるのでは、まるで自分だけ損をしているような気持ちになります。
また、養育費の使い途に関しても、結果的には子どもと同居している元妻が決めることになります。そうすると元夫としては、「子どもにお金を使っている」という実感がわかないのです。そしてそれが長期にわたると、その思いはやがて不満に変わります。ときに、元夫が、養育費の制度自体に不満を抱いていることもあるようです。
養育費の未払いについて原因を訊ねた場合に最もよく聞かれるケースです。また、元夫が養育費の減額を要求してくる場合も、その理由としてよく使われます。
そもそも離婚には多大な経済的ストレスがつきものです。とくに元夫の不倫・浮気などの不貞行為が原因で離婚した場合、離婚時に、夫側は財産分与に加えて多額の慰謝料を妻から請求されます。この結果、夫としては自分の貯金を切り崩したり、両親から借金をしたりすることで慰謝料を工面しなければならなくなることも少なくありません。
また不貞行為の結果として会社を解雇される、あるいは居づらくなって退職するといったことも、一般的によくあることです。みるみるうちに減っていく貯金と将来への不安……。それだけでなく、仕事を失い無収入になった場合は、自分自身の生活費さえままならない事態に陥ります。このため「ない袖は振れない」ということで、一方的に養育費の未払いを起こすのです。
離婚をした夫婦は、法律的にはまったくの他人。でも、子どもにとっては、実の親であることに変わりはありません。離れて暮らす父親も、そんな子どもを愛おしいと思うからこそ、経済的に支えるのです。
しかし離婚後、子どものためにまじめに養育費を振り込んでいた男性であっても、たとえば新しい恋人ができたり、再婚をしたりすれば、前の子どもへの愛情が薄れてしまうということも、じゅうぶん考えられます。このため、元夫としては「新しい生活にお金がかかる」とか「過去をいつまでも引きずりたくない」と自分に言い訳をして、養育費の振り込みを打ち切ってしまうというケースも多いのです。
養育費の未払いが生じるまでの流れはさまざまです。離婚時に口約束で「養育費を支払います」といいつつも、最初から払うつもりがないような甲斐性のない男性ももちろんいます。
しかし、養育費はあくまでも子どものために必要なお金。養育費を払わないことは、自分の子どもを捨てるも同然の行為なのですから、未払いに対して罪悪感を感じないという男性はさすがに少ないでしょう。
とはいえ、なかなか顔を合わせられない子どもへの愛情と、元夫自身の新しい人生。男性側としては、両者を天秤にかけると、はじめのうちはともかくも、月日が経つにつれて、新しい人生のほうが大切だと思い始めるのです。すると、養育費の支払いについても、たとえば何らかの事情で振り込みが遅れたり、忘れたりした後、元妻から何の抗議も無ければ、元夫は、「振り込まなくても何もいってこないし、ちょっと待ってみようかな」という気持ちになるのです。これは言い換えると、元妻がどんな行動に出るか様子をうかがっているのです。しかし、しばらく経っても取立にくる気配がなければ「払わなくていいんだ」という気持ちになり、結果的に、堂々と未払いの状態を続けることになります。
やっとの思いで離婚した女性の中には、「あのひどい男と別れてせいせいした。もう養育費なんていらない。その分は自分でがんばって稼ごう」と決意する人もたくさんいます。
しかし、現実的な子育てという面からみると、離婚後に一番大事なのは、元夫側から子どもの養育費をしっかりと確保することなのです。男女平等の時代とはいえ、女性の所得は、男性よりも低いという現状があります。さらに、子育てをしながら働くとなると、労働に充てられる時間も、限られたものとなります。
毎月、2万円でも3万円でもいいから子どもの養育費が確保できたら、十年後、二十年後、もしかしたら大事なお子さまの未来がもっと輝かしいものに変わるかもしれません。
養育費の未払いが生じるたびに、元夫に対して、「最初の約束通り、ちゃんと養育費を振り込んで」と連絡しなければならないというのは、とんでもない苦痛です。ましてや夫からのDVや暴言の被害に遭った女性であれば、相手に連絡を取ることすら怖くてできないというケースも少なくありません。
シン・イストワール法律事務所では、元妻の方に代わって当所が元夫の男性に養育費の請求を行います。ご自身で元夫に連絡をする必要は一切ありません。これにより、一切のストレスを感じることなく、毎月スムーズに養育費がお子さまの元に届くのです。
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別れた相手に対して毎月養育費の請求をするのは大変な苦痛です。仮に元妻から養育費の請求をしても、元夫側がそれに応じなかったり、あるいは逆に減額要求をしてきたりと、養育費を払ってもらうどころか、結局嫌な思いをするだけで終わってしまうことも……。
シン・イストワール法律事務所はこれまで、借金の未払い・整理などの金融問題を扱ってきた弁護士事務所です。コワモテが売りの金融業者が相手でも、けっして怯まず妥協せず、徹底した交渉ができる法律事務所として、弁護士業界でも高い評価を受けています。だからこそ、元夫が仮に、養育費の請求に対して暴力や暴言で対抗しようとしてきた場合でも臆することなく、真摯な態度で支払いを求めることができるのです。
離婚後、元夫婦はまったくの他人となり、別々に暮らします。そのため、相手の状況を常に把握しておくことは難しく、たとえば公正証書を作るなどして養育費の支払いの約束をしていたとしても、突然居所がわからなくなるということも、ありえないことではないのです。
元夫と連絡が取れなくなった場合、元妻が自分で居所を探し出すのはとても大変。仮に見つけ出したとしても、養育費をきちんと払ってくれるという保証はありません。
元夫としても「もう他人なんだからいちいち連絡をする必要はないし、これで養育費請求が来なくなれば儲けもの」という心理が働くので、勝手に行方をくらまし、養育費を振り込まなくなるといった事態は、じゅうぶん起こり得るのです。
シン・イストワール法律事務所は、弁護士としての独占資格を活かし、所在不明になった元夫の居所を合法的に捜索し、突き止めることが可能です。それまでの未払い分を含めて、養育費を踏み倒した元夫に対して、しっかりと請求いたします。